市政報告・市議会だより
翔政会・市政報告
4月30日(水)に朝刊に、所属します翔政会の「市政報告」が折り込まれました。
私のホームページでもご紹介します。
2025年4月1日
令和7年度新潟市当初予算についてのご報告
3月24日の議会日に採決し、令和7年度当初予算が可決されました。
令和7年度の予算とともに、そのうちの注目内容についてご紹介します。
(↑新潟市ホームページより引用)
令和7年度 当初予算総額:4,267億円
この予算額は、昨年よりも約82億円の増額となります。
昨年同様、災害復興関係を含みながらの予算立てとなりますが、昨今の物価高騰に伴う各産業及び住民税非課税世帯への助成費用、景気対策となるよう企業誘致の促進や、各産業支援、教育費用についても新規増額となった事業が増えました。
【能登半島地震に関すること】
*能登半島地震からの復旧・復興費:約42億円
※R6年度繰越分(約134億円)と一体的に執行(合計 約176億円)
・避難所環境・備蓄物資の整備:0.4億円(繰越分含む 計1.4億円)
・街区単位の液状化対策 :1.0億円(繰越分含む 計2.4億円)
・液状化被災宅地等の復旧支援:12.3億円(繰越分含む 計21.7億円)
【子どもに関すること】
*こども・子育て支援 新規4事業:0.8億円
… ①不妊治療費の助成(約0.5億円)
②新生児聴覚検査費用の助成(約0.2億円)
③出会い・結婚サポート
④ひとり親家庭サポーターの配置
*中学校の全員給食化:約8.5億円
…食器食缶等の整備、調理配送業務の委託:8.5億円(拡充分)
*空調設備整備事業:0.64億円(繰越分)約4.1億円
…特別教室をはじめ、調理室のクーラー設置が予定を早め、市内全校に今年度設置とする費用
*物価高への対応:学校給食費への支援(新規) 1.7億円
…食材費高騰に伴う学校給食費の上昇を一定程度抑えることで、保護者 の負担軽減を図る予算
*巡回通級指導教室整備事業(拡充):0.24億円
…他校通級に伴う保護者送迎の負担軽減や、こどもが在籍校の慣れた環 境で安心して指導を受けられるよう、通級指導教室について巡回指導 (教員が該当するこどもの在籍する学校を訪問し指導を行う)の対象校 の拡大を図るもの(通級指導教室が北区に1校増、巡回指導教室が9校増となります)
【経済に関すること】
*交流人口拡大に関する取組 ・外国人向け案内表示の整備、外国人誘客の促進:0.5億円
*クルーズ船誘致推進事業(拡充):0.34億円
*新潟空港利用活性化促 進事業(拡充):1.8億円
…県や関係団体と連携し、既存路線の維持・拡充や新規路線の誘致、新潟 空港の利用促進に向けた機運醸成を図る
*佐渡連携誘客事業:0.2億円
…世界遺産に登録された佐渡市との連携により、新潟市の観光分野を促進する費用
*大阪・関西万博出展事業(新規):700万円
*アニメーションを活用し たまちの魅力向上事業(新規):500万円
その他に、農業・漁業における物価高騰対策としての各種助成、また、漁業においては新規として、農林業同様の事業支援の上乗せ助成が可能となります。
【公共交通に関すること】
*新たなバス運転士応援:0.14億円
*未来に向けたバス利用 促進事業:0.64億円
*バスでおでかけキャン ペーン事業:0.45億円
*公共交通軸の維持確(新規):0.3億円 …バスの更新費
*生活交通の集約・効率 化検討(新規):800万円
…利用者が低迷する生活交通や郊外の路線において、地域の状況やニー ズを踏まえ、集約化・効率化やICTなど最新技術の導入を含めた改善の検討を行うもの
【住まい・環境に関すること】
*空家等対策:0.96億円
…空家法改正を受け、情報提供により把握した空家等の危険度調査をす ることで、早期指導や勧告による適正管理に向けた取り組みを強化し、制度拡充により申請が増加した子育て世帯や県外からの移住者への空き家取得費補助等を継続し、空き家の活用を図るとともに 子育てしやすいまちと移住定住促進に繋げるもの
* ラムサール条約都市の推進に向けた取組:1.1億円
…「国際湿地都市NIIGATA」のブランド化、受け入れ態勢の整備
2025年1月26日
議会報告 3号
議会報告3号が、1月26日(日)の北区内の朝刊に折込みとなります。
この度は、12月議会での一般質問や補正予算の概要、市議会として活動のダイジェストを掲載させていただいております。
一読頂けますと嬉しいです。
議会報告 2号
8月31日(日)の朝刊に、私の市政での活動報告となります「議会報告」2号が折り込まれました。私のホームページでもご紹介します。
この度の紙面では、令和6年度当初予算のポイントや、北区の新事業の紹介、私の一般質問等となります。また、新年度に入り、私は文教経済常任委員会所属となりまして、新たな活動に入りました。
皆さまから、ぜひご覧いただけると幸いです。
翔政会・市政報告
3月31日(日)の朝刊に、所属します翔政会の「市政報告」が折り込まれました。私のホームページでもご紹介します。
ちなみに、私は、環境建設常任委員会所属となりますので、各委員会の紹介から意見要望の内容とともに見ていただけますと嬉しいです。
3月26日に議会採決日を迎え、令和6年度当初予算が可決されました。
来年度の予算とともに、そのうちの注目内容についてご紹介します。
令和6年度 当初予算総額:4,185億円
令和6年度予算は、過去最大となる4,185億円(*内訳は下記をご参照)となっております。これは、対前年度比として208億円増(5.2%増)の額です。この額の中には、能登半島地震に伴った対応費用が含まれています。
地震対応分を除くと4,067億円となります。除いた額としても、令和6年度予算は過去最大となり、対前年度比90億円増(2.3%増)となりました。
令和6年度の予算編成の主な重点項目は、①安心・安全、②活力・交流、③子育て・教育が挙げられ、これらの分野の新規の事業が計画立てられていることが予算規模の大きさともなっています。
【*増減の各内訳について】
人件費+37.34億円、 物件費+63.52億円、維持補修費+0.92億円、
扶助費+64.12億円、補助費等+23.31億円、 公債費▲13.56億円、
出資金貸付金▲17.61億円、繰出金▲7.17億円、 積立金▲3.99億円、
建設事業費+61.12億円
(↑図は新潟市ホームページ🖱より引用)
この度は、地震対応のため、積み上げた財政調整基金から一部補填する予算構成となりました。
その他の事業のうちいくつかをピックアップし、下記にてご紹介します。
【当初予算・細項目のポイント】
林業・水産業の環境整備
この度は、昨年度の物価高騰への対応策として様々な支援枠が補正でもつくられましたが、令和6年度も引き続き対応されることとなっております。
また、農業支援に続き、本市の水産業において新たな支援事業が計画されることとなりました。
(新規)漁港を核とした水産業及び地域活性化事業 ・・・2,000 千円
漁港の活性化を目的に、将来構想の策定を進めるとともに、漁港と地元商店街等が連携した取組を支援。
※ 昨年12月議会・一般質問にて、新たな漁業の事業検討への回答が予算化されました。
(新潟市ホームページより↑)
環境
本市は、16の潟があり、ラムサール条約湿地自治体でもありますが、この「潟」の保全や観光資源としての活用が十分でない現状がありました。来年度は、全庁的な取り組みを行うこととなりました。
(拡充)ラムサール条約都市推進事業 ・・・36,348 千円
ラムサール条約の湿地自治体認証に基づく国際的な都市ブランド化及び地域における湿地の保全や賢明な利用の促進を図るため、全庁的な検討組織を立ち上げ、里潟の魅力を活かした国内外へのプロモーション活動や市民プロジェクトの展開、公認里潟ガイドの育成のほか、環境の悪化が見られる佐潟の再生などの取り組み。
※ 北区にあります福島潟もこの事業の対象となります。
教育
令和6年度は、子どもたちの学ぶ環境をより良いものへとするため、新たな事業が数多く始まります。中でも、注目事業をご紹介します。
(新規)中学校の全員給食化・給食費の公会計化 ・・・133,122 千円
市内の全生徒に温かく栄養バランスのよい食事を提供することを目的に、中学校スクールランチを食缶方式による全員給食に切り替えるため、必要な準備を行います。また、教職員の負担軽減と保護者の利便性の向上などを目的に、学校給食費の徴収管理を市が実施するための業務システムを整備。
(新規)巡回通級指導教室整備事業 ・・・26,300 千円
他校通級に伴う保護者送迎の負担軽減や、子どもが在籍校の慣れた環境で安心して指導を受けられるよう、通級指導教室について巡回指導(教員が該当する子どもの在籍する学校を訪問し指導を行う)を開始。
※ 先ずは3区で試験的な実施を開始し、最終的に全8区で実施する予定とのことです。
(新潟市ホームページより↑)
住まい
(拡充)空家等対策 ・・・85,600 千円
情報提供などにより把握した管理不全な空家等について、現地確認や所有者等調査、適正管理に向けた注意喚起等を行うとともに各種相談窓口などを情報提供します。併せて、子育て世帯や県外からの移住者の空き家取得費等への助成を拡充し、さらなる空き家活用を図るとともに、子育てしやすいまちと移住定住促進につなげる。
新潟市北区の予算状況
令和6年度の北区長提案事業として、①松浜エリアリノベーション推進事業、②海辺の森リニューアル事業が立案されました。
区長提案の他、新規に8事業、拡充に1事業となる北区の資源を活用、活性させる事業構成となっています。
なお、海辺の森については、南浜地域の保護者を主とする子どもに関係する方々とともに、海辺の森における遊具の更新・拡充について、昨年末に北区長に要望書を提出するとともに意見交換を行わさせて頂きました。この度は、子どもたちの成長の場を、区長が親身に受け止めていただいたものと考えております。
新潟市の詳細の予算構成については、新潟市ホームページをご参照ください。