ご意見やお困りごと📝

新潟市での小中学校における栄養教諭の加配について

 昨今のアレルギー対応を要する児童・生徒が全国はじめ、本市でも増加する中、給食での安全に対する注意が増し、栄養教諭の職務の重さ・過酷さも増しています。

 学校給食における栄養教諭の配置について、現在、国の基準では、自校給食では550人未満の学校で4校に1人の配置、給食センターについては1,500人以下で1人、1,501~6,000人で2人の配置基準となっています。この基準は、あくまでも最低限の基準です。

 新潟市では、自校給食では2校に1名の配置とされ、国の基準よりもゆとりをもった配置としています。国の基準を超す配置については、本市での独自財源でまかない、本市の子どもたちの食の安全と美味しさを維持しています。しかしながら、給食センターにおける配置については、国の基準と同等とされ、職務としては過酷となっています。

 令和6年度12月議会での一般質問において、給食センターにおける栄養教諭の配置について、過酷さと本市の配置基準の見直しを訴えさせていただきました。この配置については、教育委員会と夏頃から相談をはじめ、この度の12月議会の一般質問において、給食センターにおける加配の回答を頂きました。次年度以降に、給食センターでは加配となる見込みです。

 子どもたちの食の安全と、職務を果たす栄養教諭さんの職場環境の適正さを図るものとなったのではなかと考えています。

 

(2024.12.30)



会計年度任用職員における社会保険・年金等の控除時期の平準化

 令和6年までにおいて、新潟市の会計年度任用職員の方々の社会保険や年金等の控除時期について、市長部局では月毎に均等に控除されている中、教育委員会では年度末に一定期間をまとめて控除するという違いがあります。

 年度末というのは、多くのご家庭において、多くの出費が想定される時期であります。特に、学校勤務の会計年度任用職員の場合、学校の授業が終業を迎えると、勤務も休業期間に入るため、勤務日数の減少により所得が少なくなります。その中で、控除される金額が大きくなることは、物入りな時期に気持ちの負担となります。このような背景から、まとめての控除方法ではなく、月毎の控除といった平準化への要望が今年の春にありました。

 教育委員会と春から相談を重ね、状況の説明と改善について検討を進めてもらいました。今年度の12月に控除の平準化を来年以降に実施の回答を得ました。

 この度の控除の平準化により、働きやすい環境に少しでも近づけることを願っています。

 (2024.12.25)



北区における海岸浸食の問題について

 現在、新潟市北区の海岸においても、飛砂により海岸浸食により危険な状態となっています。

 北地区・自治振興会においても各自治会の共通認識として問題提起されまたした。この現状を受け、11月6日に新潟市北区の海岸浸食の視察が実施されました。この度は、初めて国、県、市の関係所管とともに、現状把握と対策を検討すべく機会がつくられました。

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 砂浜が崖のようになるばかりか、浸食の箇所が住宅に近かったり、漁協関係の小屋まで迫っていたりしています。削られた砂は、阿賀野川や新井郷川といった河川に流れて堆積し、大雨の推移への不安にも繋がります。日常生活への不安、漁業等の産業への不安、新潟市の地形の変化…問題となっています。まずは一歩踏み出すものとなりました。

(2023.11.06)

 

【2025年1月15日更新】

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 前回の全体会議より1年経過の第2回目の会議が開催されました。この度の会議では、前回課題とされた海岸浸食や飛砂への対応状況の報告と、北区の海岸の管轄が国の直轄でないことにより生じる課題共有が図られました。本市の海岸は、阿賀野川から東区、中央区、西区沿いは国の直轄とされています。北区においては、県の調査対象とされるものの直轄ではないことから、浚渫や浸食対応の国による予算立て難しい状況にあります。そうではあるものの、港湾の予算は全般的に整備費用が相場として大きいこともあり、国の直轄対象となることも容易ではありません。

 この度は、北区における、複数の管轄が存在することによる対応の複雑化といったことを、関係団体の方々の切実なご意見を、国、新潟県、新潟市の関係部署とともに情報共有と今後の対応・調整を図るための話し合いとなりました。



南浜中学校区の通学上の課題について

 新潟市では小中学校の通学において、学校の統合によりスクールバスが出されることとなっています。そのため、徒歩圏とされる距離は、国の基準では小学生の4㎞、中学生では6㎞とされ、本市もこの基準に準じています。

 中学生の場合、遠めの住まいであると自転車で通学をしている場合がほとんどですが、昨今、不審者や地域によっては大型車の往来が多いことによる不安の高まりがあります。南浜中学校区では、まさにこのような不安から、通学方法の検討を求めるPTAの方々からの要望がありました。

 南浜中学校区では、中学生の通学について、北区バスにおいて冬季の臨時便があります。この臨時便について、通学時間への対応や定期券の検討、冬季に限らず通年便となることができないか、要望が寄せられています。

 新潟市北区では、時刻表の変更や、通年便の可能性を図るため社会実験の検討を行う方向性を出していただき、現在、これに向けた調整を行っています。また、新潟市では区バスや住民バスの学生向けの定期券の検討を前向きに行う意向を頂きました。

 これからの展開となりますが、先ず一歩を踏めました。

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(2024.12.30)



新潟東港・南浜船溜まり敷地内の水道管敷設について

 新潟市北区にあります新潟東港・南浜船溜まりは、県の管轄の港湾となっておりますが、漁師さんのほとんどが新潟市民となっています。この敷地内には、水道管が敷設されておらず、これまで基準に満たした井戸水を使用していました。井戸水は使用できるものの、衛生面の維持や利便性という点で、水道管の敷設ができないか、10年経過していました。この水道管敷設は、組合の資金では厳しく、また県による整備も叶わない状態が続いていました。

 昨年から、国や県による助成はじめとする様々な方法を模索してきましたが、新潟市の決断により、新潟漁業協同組合南浜支所さんと敷設に向けた協定を結ぶ運びとなりました。

 敷設に向けての前進となります。本市は、漁業も大切な産業であります。少しでも頑張る漁業従事者の気持ちが折れぬよう、努力へのサポートができたらと考えております。

(2024.12.23)



高森の丘公園における展望台等のこれからについて

 新潟市北区における岡方地域に「高森の丘公園」があります。この公園には、展望台が設置されていますが、経年劣化により危険性があるため立入りができない状態にあります。この度、高森自治会の住民の方々より、展望台の存続や公園のあり方についてご要望が寄せられました。

 展望台や公園のあり方について、地域の方々で考えるワークショップを開催し、子どもから大人まで多様な世代で話し合いを行いました。この話し合いから、多くの方々が、公園が大切なものであることはもちろん、展望台も思い出がたくさん詰まったものであると改めて確認しました。ワークショップでは、これから公園で行いことも話され、将来においても不可欠な存在であると感じました。

 この思いは、北区にもお伝えし、これからどのようにしていくか、公園のあり方を前向きに検討するものとなりました。

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(2024.12.23)



北区における産婦人科の設置がない状況について

 現在(2023年時点)において、新潟市北区には、産婦人科の設置病院がありません。これは、新潟市8区の中において、分娩施設がないばかりか、婦人科さえもないといった現状は北区のみとなっております。新潟市が住みやすいまちという状態というのは、区によって偏りがないことが望ましいのですが、現状として叶わない状況にあります。

 どうしてなのか、私は、令和5年度12月議会において一般質問(※詳細は12月定例会のページをご参照ください)において、この課題を投げかけました。また、市長や知事への要望会の際にも、やはり要望を提出しております。

 やはり設置が困難とする回答となることが、現状です。一番の背景には、産婦人科医の不足が生じていることが挙げられます。この、産婦人科医が不足する理由ですが、①訴訟リスク、②不規則な勤務体制といったことが言われています。

 日本は、周産期死亡率、妊産婦死亡率もとに諸外国よりも低いのですが、日本の医療分野の中でも産婦人科医が訴訟の当事者となる確率が高い状況があります。命の誕生に関わる領域であるため、気持ちのうえでも訴訟につながりやすいとも聞きます。訴訟になった場合は、新生児に関わることであると逸失利益の算定が高くなったりと、リスクが高くなりやすいと言われています。

 また、出産は時間を選ばないことから、医師の勤務時間は不規則になりがちで、場合によっては一般的な仕事では残業となる場合が、頻度・場合問わず重なり兼ねない職種であるため、過重労働となりやすいと言われています。まして、人手不足の医療分野であるため、現状は過酷と言われています。

 このような状況が根底にあり、病院内の産婦人科の設置は、拠点的な箇所へと絞られやすい状況があります。個人クリニックの場合は、公的なものではないため強制的な分娩までの設置は難しい現状がありますので、その中での、産婦人科医を引き寄せることは至難にあります。

 北区への産婦人科の設置をかなえるには、一つに人口比としても必要性があるとする状況…なのかなと考えるところです。現在、北区は本市内の人口比としては1割と多い方では言い難いのも事実です。この点も、同時に考えながら、方向性を考える必要があります。まちのあり方について…引き続き模索します。

(2023.12.31)

 

 令和6年12月、翔政会の市長要望および、北区市議会議員団の市長要望においても、北区に産婦人科が無いことへの対応を求める要望を追加し、再度、強いお願いをしました。北区の必要性を行政からも、民間医へのアピールや病院への呼びかけなど行って頂きたい旨を訴えました。

(2024.12.23)



新潟市の特別支援教育について

 本市の特別新教育におけるお困りごと・要望が、翔政会を通じて、私宛ともに多数寄せられております。

・支援員さんの不足、支援状況の課題

・通級指導が利用しづらいこと

・支援員さんの勤務上の課題  など…様々あります。

 

特別支援教育課 特別支援学級の児童数の推移R4.png

 

(↑新潟市HP・区教育ミーティンング資料より)

 

 

 本市では、特別支援教育の必要性の高まりにより、令和4年度に専門の課である「特別支援教育課」が設置されました。

 10年間で、特別支援教育を必要とする児童・生徒の数は2倍以上となり、増加の状況は、これからも増える可能性が指摘されています。市全体としては少子化傾向ではありますが、反比例の状況となっています。

 この状況下で、現在の支援の不足をどのように補い、教育の支援を高めていくかが課題となっています。皆さんのご意見に少しでも応えられるよう、翔政会内の有志議員で、他都市の事例の比較や、本市にあった方法の模索を続けている状況です。少しずつではありますが、教育委員会と話し合い、一般質問でも質問の投げかけにより状況の経過把握を行い、状況の改善に向けて進めています。

 

【令和6年度に向けた改善点について】

・特別支援教育・支援員数 32名の増加(令和6年度確定)

・特別支援教育のビジョン(ロードマップ)の策定

・特別支援教育についての教職員の研修の拡充

・学校内の体制づくりの改善を図ること

・通級指導について令和6年度は一部で試験的に行い、最終的に8区での実施とすること

 以上の点について、改善が図られることとなります。

 

 確定内容と、改善とはいえ、方向性の提示といったように、これからとなる未知数の部分が含まれています。

 これからも、方向性が確かなものとなるよう、また、情勢にあったあり方について、調査・検討、そして話し合いを続けていきます。

(2024.03.31)



北区における放課後等デイサービスの不足について

 北区では、支援を要する児童向けの放課後等デイサービスが不足している状況があります。

 来年度の小学校入学を控える保護者の方よりご相談があり、本市における事業所の状況把握などをしてまいりました。この度、状況の改善を図るためにも、令和5年12月議会での一般質問において質問をしました。

 議会答弁において、下記の内容の回答を受けました。

 

【回答内容】

・地域においては不足の状態が生じている認識をしている

・北区や西蒲区が少ないなど、地域によって偏りがある

・事業所開設を予定する法人からの聞き取りによると、北区や西蒲区は人口が少ないことから、利用者の確保や従業員の採用が難しく、経営の見通しが立ちづらいといったお声があり、地域偏在が課題であると認識している

・これまでも、事業所数が少ない地域への設置を進めているところ、引き続き、事業所への働きかけを行い、地域による偏りの解消に努めていく

 

 私の中では、回答の状況では、なかなか偏り解消には結び付きにくいという心象です。偏在地域への事業所の新規開設に際して、偏在リスクの補填等のより積極的なアプローチが必要と考えます。偏在解消のため、より効果的な方法がないか、考え模索していきます。

 (2023.12.12)



北区・海辺の森における遊具について

 11月13日に地域の要望として、新潟市北区区役所へ南浜地区の育成協はじめ保護者といった子どもたちに関わる関係者にて、海辺の森への遊具改修・拡張の要望書を新潟市北区役所に提出してきました。

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 新潟市北区にある海辺の森は、保安林保護のための区域となっています。そのため、まちなかの公園とは、ちょっと違う扱いでして、新潟県とともに、新潟市では北区役所が管轄しています。地元である南浜地区の子どもたちや、海辺の森に来る子どもたちの遊び場が、かつて存在した4か所から1か所に減り、この残りの1か所も老朽化しています。この地域の自然を学び、家族でもゆったりと過ごせる広大な海と森があるところではあります。だからこそ、子どもたちには、めいいっぱい体を動かして遊び、たくましく成長して欲しいものです。この度は、子どもたちのたくましく健やか成長と、海辺の森への感心を高め、幼少期からの親しみによりこの地域の自然を大切にしてもらうきっかけとしてもらうためにも、遊具の要望をお伝えしました。

 なお、この度の遊具の要望は、翔政会の会派要望書および新潟市北区議員団の要望書にも本年度から追加事項となりました。

(2023.11.13)

 

【2024年3月30日更新】

 この度、令和6年度の北区長提案事業として、①松浜エリアリノベーション推進事業とともに、②海辺の森リニューアル事業が立案されました。

 海辺の森のリニューアルについては、11月13日に、北区役所へ要望書の提出するとともに意見交換を行わさせて頂きました。このお願いが、北区長提案として予算化されることとなりました。令和6年度に止まらず、向こう数年間に遊具はじめとする整備が行われる計画となっています。子どもたちの成長の場を、区長が親身に受け止めていただいたものと考えております。

 



自転車通学の中学生の通学路の安全確保について

【2023年春のご意見】

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現場を確認し、自治会のお話をお聞きし、かつてに事故があったということでミラーや電灯が設置された経緯を確認しました。

現地で何が他に危険となっているのか、確認し、「止まれ」の白線等が消えている状態がありました。白線について、北区役所も必要性を確認していただき、警察へ予算付けしていただけるよう要請していただきました。

 

【令和5年11月更新内容】

その後の経過の報告となります。

「止まれ」の白線についてですが、この秋に引き直しがされました。

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 (↑大夫浜方面)

 

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 (↑新富町方面)

 

今までほぼ消えかけておりましたので、これにより、通学面で危険を伴う通路であることから、注意喚起の補完になるものと考えております。

少しでも、子どもたちや地域住民の方々の安全に繋がったらと願っております。

安心・安全のため、お気づきのことがございましたら、お声かけいただけたらと存じます!



北区側阿賀野川河川・土手にのびる階段について

 

(2023年8月25日改良の件)

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阿賀野川土手(北区側)にある階段について、市場通りでもあり、多くの方よりご利用頂いておりまして、滑りやすい、転びやすいとのご意見がありました。

この度、新潟市北区役所からも国へ要請していただき、ステップを増やし、滑りにくくなる対策を講じていただきました。花火の日にも間に合い、安全を確保頂けました。