保育が必要な、小学校就学前までの市内在住の乳幼児の一時的な保育制度として、一時預かり・緊急一時預かりがあります。これは、病気やケガ、冠婚葬祭などで乳幼児を一時的に保育園や幼稚園等で預かってもらう制度です。
便利な制度ではありますが、この制度は、事前登録したうえで利用できること、手続きがわかり難い、区によっては差異がある等、運用上、改善すべき部分があります。例えば、中央区では拠点園が14か所に対し、北区では2か所と、区の人口比の違いはあるものの、数として大差となっています。また、病児の預かりについては、北区での実施施設はわずかです。市内の地域の個性ではなく、制度上の大差は望ましくはありません。
子育て世代、働き世代が、どの地域でも住みやすい制度を整えるべきです。