📔やすかのブログ
令和5年度から6年度へ
皆さん、いかがお過ごしですか。
ブログの更新が遅くなり、どうしたのかと思われた方々…失礼致しました。
年を越えて、早々に地震が起き、本市でも液状化による被害が数多く発生しました。本年度は、復興のための臨時議会が1月末に開かれ、予算修正が行われ、来年度予算においても復興のための予算計上がなされました。復興と経済成長…来年度の課題であります。
1月はじまりには、新潟における女性の権利を考える意見交換会や、新潟県女性議員の会による新潟県知事への要望会といった活動から始まりました。
(↑新潟市役所にて実施した意見交換会)
(↑新潟県知事への要望会)
また、2月から開始となる議会のため、本市の経済活動を検討するうえで会派での視察が行われました。視察の主な内容は3点。
1つは、ジャパネットが計画する長崎スタジアムシティプロジェクトについて、どのような計画で人口、雇用、経済効果といった課題解決を図ろうとしているのかについて。2つは、佐賀市の都市計画について。本市は農振農用地の制限が大きいまちでもあり、これからの検討材料として。3つ目は、出水市のラムサール条約湿地自治体としての取組みにつき、ツルのブランド化、観光資源としての活用について。本市は、16の潟があり、またラムサール条約湿地自治体でもあるにもかかわらず、観光資源として活かし切れていない現状があります…
(↑長崎スタジアムシティプロジェクト・現場への視察)
(↑長崎スタジアムシティプロジェクト・長崎市役所)
(↑佐賀市・土地区画整理事業のまちを視察)
(↑出水市・ツルとラムサール条約湿地自治体としての視察)
各まちでの取り組み、また、現状としての課題や今後の方向性をお聞きし、この度の視察での学びをもとに、次年度以降に関連事業の効果を慎重に見ていきたいと考えております。
そして、2月21日から始まった議会は、3月26日の採決日をもって無事終了したところです。
この度の議会では、私は一般質問の出番はなかったのですが、年明ける前よりご意見を頂いておりました特別支援教育について、翔政会の有志議員で調査・検討を行っておりました。そのうえで12月議会では、私が特別支援教育について質問し、執行部より一定の結果を求め、2月議会では小野照子議員より、その後の経過を質問するという、成果を求めるリレー方式の質問を行い、その議会経過までにご意見の聞き取りとともに、他都市事例の研究を重ねておりました。
(文部科学省への視察↑)
(相模原市への視察↑)
この度の議会では、特別支援教育については、これからの方針を立てること、校内の支援について研修や体制づくりを行うこと、支援員の増員といった内容が決定され、一歩の前進となりました。
まだ検討すべき点は多いことと感じております。教育委員会においても保護者の方々のご意見、そして、有志議員と前向きに話し合い検討していただいた一歩であったと感じております。来年度も、有志議員での勉強会は継続して行う予定となってります。より良い教育の場を考えて行くよう努力してまいります。
議会の会期中には、日程の合間に各議員連盟や会派などで勉強会を行っています。
(↑再審法の勉強会の様子)
(↑スポーツ議連・オイシックス新潟アルビレックス勉強会)
(↑地域と大学との意見交換会の様子)
私たちの仕事は、普段から勉強して情報を集めるとともに、皆さまのご意見をどう反映できるのか考える仕事と思いますので、このような活動も自主的に行っております。また、地域のご意見を知るうえでも、地域での活動・イベントに参加することも欠かせない仕事と思っています。
この度、2月より新潟市消防・北方面隊の「ひまわり隊」に所属することとなり、私も微力ながらの消防に関わる活動を行うこととなりました。
(↑ひまわり隊・辞令書)
これから、北区を中心に火災防止の啓発や消防研修などを受ける予定となっております。活動を通して、市政にも活かせるようにしたいと思っております。
(↑北区ふゆっこまつり)
ふゆっこまつりは、北区では、コロナ明けの久々の人を集めてのイベント開催となりました。多くの子どもたち待ちに待っていてくれてたようで、会場は多くの人で賑わう様子が見られました。
(↑「潟に根ざした活動をこれからも…」@福島潟)
福島潟で開催された「潟に根差した活動をこれからも…」というフォーラムでは、これまでの福島潟保全や関わりをもつ取り組みをされて来た各団体の活動報告や、早稲田大学の学生さんたちの研究などの発表をお聞きしました。皆さん、福島潟への想いをとても強く持たれておられた様子でした。北限のオニバスや貴重な固有種の水辺の植物や渡り鳥が集う「潟」を守り、どう発展ができるか…人が集い、自然も維持される、これが叶う事が理想だと思いました。
(↑南浜ミニ朝市の様子)
また、私の地元では、朝7時開始の海産物を扱う朝市が年明けて初めての開催となりまして、こちらも多くの方々で賑わい、あっという間に商品が完売する状況となりました。多くの人たちで賑わう様子は、活気そのものですので心弾みますし、この活気が続くようにしたいと思う限りです。
一方で、本年度は老朽化により閉館となる施設もありました。
(↑葛塚東児童館・閉会式)
子どもたちが放課後過ごした施設ではありました、葛塚児童センターと統合し、39年の幕を下ろしました。
子どもの居場所は、このような施設に限らず、様々なかたちで存在しているかと思います。例えば、子ども食堂または地域の食堂など。私も、参加できそうな時にスタッフ参加し、いろんな方々とお話したりします。この、普段一緒にいる人以外の人とお話したりし、新しい感覚といいますか、他と繋がっている感覚というものが、大切だと感じているところです。居場所がある、孤立しない環境というものが大切なのだと。
(↑南浜地区・地域の食堂の開催様子)
子どもの居場所について… 私が最近、特に考えますことは、10代の子たちの居場所についてです。10代は、果敢な年ごろではありますが、表立って意見を主張する子たちは意外と多くはない印象です。しかし、進学を迎え、その後、就職をするわけですが、本市に戻ってきたいと思うか否かは、10代の時の想いに寄るのではないかと考えるところです。思春期は、比較的、家族が必要な一方で、自分だけの居場所も必要とする年ごろと思いますが、本市は、その居場所としては不足していると感じるところです。今後、どう10代の子たち居場所を確保するか、人口流出を食い止める一つの課題であると考えます。
3月30日には、新潟駅バスターミナルがリニューアルオープンしました。私は、環境建設常任委員会と地域公共交通調査特別委員会での関係委員会の委員であるため、式典出席となりました。
しばらく工事にありました新潟駅が、いよいよバスターミナルが開業となります。駅下なので、雨や雪が当たらない所でバスに乗車できるようになりました。3月31日から南北線のバス運行が開通となります。バスターミナルの各乗場の分かりやすい様に表示されるということですので、早速お出かけしてみてはいかがでしょうか。
(↑新潟駅バスターミナル開業式の様子)
本市は、自家用車の利用率は70%ほでして、公共交通の利用率が低いまちです。公共交通の経路や時間帯などにおいて、利用しづらいというご意見を多く伺っております。地域公共調査特別委員会では、来年度も検討を続け、より移動しやすいまちづくりを目指し、検討と意見要望を行ってまいります。
なお、細かな活動内容は、Facebookやインスタグラム、Xにおいて随時、紹介させていただいております。ぜひとも、合わせてご覧いただけますと嬉しいです。
では、来年度も元気いっぱい頑張りますので、応援・助言、ご意見のほどよろしくお願いいたします。