📔やすかのブログ

2020-06-16 18:28:00

6月16日は新潟地震が発生した日

 今日は、過去に新潟地震が発生した日です。

 新潟市では、一斉の地震対応訓練を実施しています。携帯やスマホをお持ちの方は、エリアメールを受信されたのではないでしょうか。新潟地震は、1964年(昭和39年)6月16日の13時頃、下越沖で発生し、震度5、マグニチュード7.5という規模でした。

 新潟地震については、橋がドミノ倒しのように倒れたり、ある川では川の水がひっくり返されたように陸に上がったなど、両親から聞いた話を知る限りです。私自身は、新潟市内で中越地震(2004年)、仙台市内で宮城内陸地震(2008年)などに遭遇しています。震源地にいた訳ではありませんが、大きな揺れに恐怖を抱いた記憶はなくなりません。

 地震が起こらないことが一番ではありますが、地震を引きおす可能性がある地盤を多く抱える日本であるがゆえ、日々、可能性を念頭におく必要があります。そのためにも、家族内で、非常時の行動をよく話し合っておくことが大切です。

 

〇地震が起きた場合の避難場所はどこか?

〇家族との非常時の連絡方法は大丈夫か?

〇非常食や持病の薬の準備はできているか?

 

 このような内容が特に不可欠なことかと思います。

 現在は、新型コロナウイルスの懸念がある中、実際に避難となった場合、避難場所に向ってよいのか不安に思います。新潟市では、新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応マニュアル(🖱)を策定しているようです。具体的な対策の一つとして、避難食の管理や避難者名簿の作成、熱や咳の症状のある方を一定距離を保ってパーテンション等で仕切るといった対応が記載されています。私としては、災害が規模を増すほど、避難者数が多くなるはずなので、感染予防を考えると、限られた避難所の建物で大丈夫(足りる)のか?と考えてしまいます。場合によっては、グランド開放し、テントを持参できる人からは、グランドにテントを張って避難してもらうといったような、スペースを分散させるような対応も必要であると思います。また、避難所と保健所や医療機関との連携ができているのか、準備しておくべき点は多いと思います。

 今、新型コロナウイルスが心配されるところですが、終息すれば終わりではなく、この先を考え、細かな避難時の感染症対応を検討されるべきです。

 

なお、現在、新潟市では、防災・災害に関する情報をホームページ上で公開しております。ぜひご参照ください🖱

新潟市内の緊急情報(🖱)