📔やすかのブログ
虫の音を増し
時が経つのが早いものですね。
今年は体温ほどの暑い日が続いたり、スコールの様な雨が降る日が度々あったり、気候としても落ち着かない日が多かったように思います。
夏休みには、毎年恒例となっている学童保育のお仕事をあいましたり、私自身、個人的には、パタパタと...落ち着かない日を過ごしていました。
今年、感染症の状況が安定し始めていたと思いかけた途端、情勢の悪化となりました。私が所属します、にいがた北青年会議所(にいがた北JC)の事業におきましても、どうしたら安全に事業を実施できるものなのか、検討を重ね工夫をしながら、5月以降一般の方々を対象として事業を実施をしております。
7月には、新潟漁業協同組合南浜支所さん主催の、南浜漁港での3年ぶりの海のイベントにて、にいがた北JCでもサンドアート体験の参画事業を行いました。
主として親子で楽しまれる企画が充実するイベントでして、この度は地域の砂を食紅で着色し、多くの材料を北区の浜辺周辺で調達しものを使用し、使い地域愛を深めていただく事業となっておりました。当日は、多くの方々よりご参加いただきました。
私も、当日展示用サンプルを当団体のメンバーとともに作りました♪
また、7月は気温が高くなる前に...と、地域では海岸清掃が行われました。
漂着ゴミが多いでしょうか...細かいプラスチックとなったゴミも海岸には多く見られました。更に細かくなってしまえば、マイクロプラスチックとなり、海の生態系への影響が気になります。
気になることは他にも…。海岸の砂浜の浸食です。
年々、浜辺が狭くなっている気がします。なだらかであったはずのところが、崖の様なところと化している場所が見られました。
南浜地域の海岸は、夏になると地曳網を観光として実施する地域です。今年は、感染症の状況もございましたが、その他にも、地曳網を行うには十分な砂浜の距離が足りなくなっているという現状が生じています。この状況は、一つの観光資源の消滅を予兆するような状況でありますし、陸地部分の減少を意味していると言えるのではないでしょうか。地域の経済的なマイナスなのではないか、そのように感じています。
8月に入ると、暑さはさらに厳しくなりましたね。
私の地元である南浜地域では、こちらも3年ぶりにサマーフェスティバルを開催しました。感染対策を考え、今回はメッセージ付きの花火大会のみの実施となりました。
私もスタッフとして参加しましたが、小規模ながらも、久しぶりの開催は感動的でした!集まってこられた方々も、花火の見物場所を分散するように観覧してくださり、とても気持ちの良い花火大会となりました。
来年は、様々なショーにおいても開催できることを願うばかりです。
8月の山の日には、福島潟を訪れていました。
実施事業の関係で一人福島潟に行き、この日は、今年の福島潟の様子をネットワークの方よりお話をお聞きする機会となりました。
(↑オニバスの花と開く前の葉)
今年は気象の影響か、オニバスの花が小ぶりであったり香りが弱かったり、ザリガニに開花前に切られたり…と例年通りではないとのお話を伺いました。
また、潟舟に乗船し、福島潟の様子を船頭の方々からもお話をお聞きし...
潟に生える植物は、毎年、同じ場所に生えるとは限らない...と皆さんはご存知ですか?
私は知りませんでした。だいたい同じ場所に、越冬後、生えるのではないかと考えていました。しかし、そうとは限らないとのことです。種が流れるつき、根を出した地点が繁殖する地点となるとのことで、次の年になると、まったく異なった地点に生えていたりするとのことです。
ヒシやハスもそういった植物のようです。
今年は、福島潟自然文化祭の4年ぶりの実施が予定されています。台風や感染症などの影響を受けたブランクでありますが、今年こそは、無事に開催されてほしいと思うばかりです。
8月の締めくくりは、ござれや花火。こちらも3年ぶりの開催となりました。
今年は、交通誘導ボランティアとして参加しました。
今年は、花火が始まる前まで...雨が降り続けていました。花火が始まると、雨あしが途絶え、最後の花鳥風月を待つように止んでくれてました。
雨という予報と予報のままの天気の中で、一時的に止んでくれたこと、実行委員会方たちの想い、いろいろなことがとても感動的に感じました。
過ぎてしまうと、あっという間のことですが、そこまでに至ることの大変さは計り知れません。
今年の夏は、ひしひしと感じることばかりでした。