10月、11月に入ると、新潟市医師会や薬剤師会、農業関係団体等の各種業界団体と翔政会との現状をお聞きする懇談会の開催があり、様々な業界にある課題を学ぶ機会がありました。どの業種も、新潟市には欠かせない存在ですので、私たちもしっかりとお話をお聞きし、市政への反映を目指し、要望はじめ、活動へとつなげる場となります。
11月13日は、地域の要望として、新潟市北区区役所へ南浜地区の育成協はじめ保護者といった子どもたちに関わる関係者にて、海辺の森への遊具改修・拡張の要望書を新潟市北区役所に提出してきました。新潟市北区にある海辺の森は、保安林保護のための区域となっています。そのため、まちなかの公園とは、ちょっと違う扱いでして、新潟県とともに、新潟市では北区役所が管轄しています。地元である南浜地区の子どもたちや、海辺の森に来る子どもたちの遊び場が、かつて存在した4か所から1か所に減り、この残りの1か所も老朽化しています。この地域の自然を学び、家族でもゆったりと過ごせる広大な海と森があるところではあります。だからこそ、子どもたちには、めいいっぱい体を動かして遊び、たくましく成長して欲しいものです。この度は、子どもたちのたくましく健やか成長と、海辺の森への感心を高め、幼少期からの親しみによりこの地域の自然を大切にしてもらうきっかけとしてもらうためにも、遊具の要望をお伝えしました。
(↑北区役所へ要望書提出の様子)
そして、保守系女性議員の会である「雪椿の会」においても、新潟県知事への要望提出と勉強会がありまして、私は、空白地域への分娩可能な産婦人科の設置への助成を要望させて頂きました。実は、新潟市の中でも北区だけ産婦人科がありません。そのため、分娩もお隣の区またはお隣の町の産婦人科に行かなければならない状況があります。私が議員を目指した背景の一つであります。産婦人科医は、勤務時間や訴訟リスクなど、医師になる方への負担が大きいという課題があります。また、少子化の時代、科としての資金的な維持が財政が難しいという状況もあります。しかし、人口減少への歯止めにも、安心したまちとなるためにも必要です。この度は、困難な現状はあるものの、声を出すことの必要性は大きいと考え、意見を述べさせて頂いた次第です。
(↑雪椿の会・知事への意見要望の様子)
また、所属します翔政会においては、12月14日に新潟市長への意見要望をしました。翔政会では、新潟市全体に関する要望、各委員会に関わる要望、各区における要望と市民の皆さんから寄せられる要望を市長にお届けしています。要望の内容は、期数に関わらず取り入れてもらえるため、多様な意見を反映できるようになされています。
(↑翔政会・中原市長への意見要望の様子)
年末にかけ、北区議員団での市長への要望、また、女性ならではの困難を改善すべく政策のため、新潟市議会女性議員での市長への要望、新潟女性議員の会でも新潟県知事への要望を予定しています。多くの意見が、新潟市、新潟県をよりよくするためとなるよう、努力します。
(↑新潟市北区議員団・要望会)
(↑新潟市議会女性議員・要望会)
懇談会に限らず、積極的に学びの場をつくる議員連盟での視察研修、地域的な視察、委員会での行政視察もまた、議会期ではないこの時期に行います。
(「小樽運河100年の歴史から考える」シンポジウム↑)
(↑北陸歴史まちづくりサミット)
所属します、地域公共交通調査特別委員会では、宇都宮市でのLRT、高萩市で実施されている茨城交通で行われいる「のるる」、その経営されるみちのりホールディングスへの視察をしました。
宇都宮市では、LRTの専用道路を整備し、工業団地への通勤者の足を確保していました。10分程度にLRTが往来し、利用者が利用しやすい環境整備が進められていました。また、「のるる」では、リアルタイムでバスの乗車予約ができ、AIが乗車者がいる道のり選択し、日中の利用者の足を確保し、ランニングコストを軽減する仕組みを見せていただきました。
(↑宇都宮市・LRT視察)
(↑茨城交通・のるる視察)
また、議員の勉強会の中には女性の会もありまして、11月16日に新潟女性議員の会でも長岡にて、子育て支援の施設である「てくてく」、「道の駅ながおか花火館」、「ミライエ長岡」なて中高生の居場所や地域の方のゆとりとなる図書館、さらに「女性活躍/ダイバーシティ社~この潜在力を引き出すには?~」の講演会に参加して来ました。
(↑「てくてく」での視察)
「てくてく」では、気軽に子どもを遊ばせに来たり、一時預かり保育をおこなったりと、子育ての方々が利用しやすい環境が整備されていました。
(↑ミライエ長岡)
「ミライエ長岡」の施設は、中高生が立ち寄りやすい図書館として、また、子連れでも気分転換となる場として利用できる工夫がなされていました。
地域の視察としては、11月6日に新潟市北区の海岸浸食の視察を行いました。海岸浸食が北区でも著しく、この度、初めて国、県、市の関係所管とともに、現状把握と対策を検討すべく実施しました。私も今の職に就くまでずっと願っていたことでしたので、ようやくの視察が叶い、少し前が見えた気持ちです。砂浜が崖のようになるばかりか、浸食の箇所が住宅に近かったり、漁協関係の小屋まで迫っていたりしています。削られた砂は、阿賀野川や新井郷川といった河川に流れて堆積し、大雨の推移への不安にも繋がります。日常生活への不安、漁業等の産業への不安、新潟市の地形の変化…問題となっています。まずは一歩踏み出すものとなりました。
(↑海岸浸食の視察様子)
また、秋は、防災訓練の時期でもあります。
10月15日は、南浜地区で防災訓練があり、今回は、避難者が避難所に来た時の受け入れ訓練をおこないました。非難した方の各状況を記載したカードを使い、その対応を実際にできるか試すことを内容とします。実際にやってみると、物資の保管や配置の適正、避難者の対応など課題だらけとなりましたが、今一度の確認ができよかったです。
10月18日には、新潟港(東港)西地区・防災訓練がありました。この度は、東港・港湾企業、海上保安庁、新潟県、新潟市にて地震による燃料タンク爆発を想定した防災訓練でした。
ガスタンクの高さは、11m程度で消防車の放水部分がかなり長いことが分かります。港湾のみならず、ビル火災にも対応できそうです。また、火災時は2Km先まで放水でき、消火栓が使えない時にも、川や海から水を引き、火災対応が可能の車両もあります。人命のための、大切な車両です。新潟地震時には、火災が発生した経緯がありましたので、日頃からの意識は大切ですね。
(↑東港での海、陸での訓練様子)
秋は、芸術やスポーツの盛んな時期でもあります。
母校の南浜小学校では、150周年の文化祭が10月28日に実施され、南浜中学校では11月3日に文化祭が行われました。
(↑南浜小学校・文化祭)
南浜小学校では、150周年という節目なので、子どもたちの作品とともに、校内では歴史的な懐かしい品々が展示されました。
(↑南浜中学校・文化祭)
中学校では、作品展示のほか、子どもたちの合唱が披露されました。澄んだ声がとても素敵でした!
中学校の文化祭の同日午前中には、「オレンジリボン運動」として、たすきリレーがやすらぎ堤で行われ、私も参加してきました。このリレーは、児童虐待防止の啓発運動の一環に行われています。11月はオレンジリボン月間でして、多くの賛同される方により参加なされていました。私は、チーム子ども未来の一員で参加でして、2時間、何とかリレーでオレンジリボンを繋げられて良かった!
会場は、リレーを繋げるともに、子どもたちの吹奏楽演奏や、チアリーディング発表でも賑わいました。
(↑オレンジリボンたすきリレーの様子)
11月5日は、北地区スポーツ振興会の五色沼ハイキングに参加しました。紅葉がきれいな中、空も晴れ、最高な景色の中で、スポーツを目的とする会ということもあり、ハイキングは、なんと一万歩超えに!爽やかな気温の中のウォーキングでしたので、とても気持ちよくコースを終えることができました。
(↑五色沼ハイキングの様子)
11月12日には、新潟市北区にあります海辺の森にて、アートフェスティバルが開催されました。
(↑アートフェスティバルの様子)
地元の子どもたちの演奏はじめ、新潟を拠点に活動されるアーチストの方々から素敵な演奏をご披露いただきました。私は、スタッフ参加ではりましたが、楽しく参加させてもらいました♪
南浜地域のにじいろ食堂について。
(↑11月にじいろ食堂)
(↑12月のにじいろ食堂)
もう12月に入り、11月の秋メニュー、12月のクリスマスメニューを経て、今年の活動が無事に終了となりました。年末近くになり、寄付してくださる食材が増え、また、参加されたかたの気持ちが温まるように、季節を感じる工夫がなされ、つながりを深める目的が反映された活動となりました。次は、年明けの1月ととなります!
最後に、私の12月議会の一般質問について。
(↑12月議会一般質問の様子)
この度は、一般質問を7つのテーマで行いました。
1.人口減少対策としての本市における産婦人科に対する認識と対応について
2.全中学校におけるスクールランチから全員給食への切り替えの可能性について
3.インクルーシブ教育について
4.放課後児童クラブについて
5.支援を要する児童の放課後等児童デイサービスについて
6.本市における私道除雪の費用について
7.本市における漁業について
いくつかピックアップしまして… まず、新潟市内での中学校におけるスクールランチは、一年の準備を目途に、市内の全中学校で全員給食制とする方針とすることです。また、本市のインクルーシブ教育については、支援員不足への努力と全教職員での研修や協力体制の強化を図ることを教育委員会より回答を頂きました。
放課後等デイサービスについては、不足区における事業所確保への更なる努力を、漁業については、担い手不足解消にむけ、本市独自の政策を増やしてく方向性をご回答頂きました。
質問したいことは尽きませんが…もっと経験も勉強も重ねないとですね。次の年は、更にパワーアップできるよう励みます!!