📔やすかのブログ
新たな年を迎えて
新たに2021年が幕を開けました。今年は、年明けから大雪となり、年明けての初出勤において交通麻痺となったりと大変な出だしとなりました。
私は、北区内の小学校に勤務しておりますが、通常時であれば15分程度の通勤時間であるところ、大雪の初日と二日目においては一時間ちょっとを要する通勤時間となりました。また、この冬、学童保育の補助要員として、夏季同様に働くことなりましたが、お正月明けの初日には、大雪のために施設の敷地内の除雪が間に合わず、職員の通勤に伴う駐車がなかなかできないだけでなく、子どもたちの登校が容易でなかった状況がありました(除雪重機が入ったのは夕方でしたので、職員によるある程度のスコップ作業による除雪をした状況でした)。
新潟市は、もともと積雪があって当然の地域ではありますが、昨年が暖冬であったことや、日ごろ、雪がない路面が当然のように過ごしているためか、積雪による路面の悪化は、運転や除雪作業にストレスを感じた方も多いのではないでしょうか。
この度の雪では、除雪が間に合っていない、遅い印象がありました。北区内では、幹線であるはずの二車線以上の大通りまでが一車線のみの除雪の状況であったり、対面通行できるはずの道が一方通行状態となっていたり、道がとても危険な状況がなかなか改善されていないようにみえました。どの道が安全な状況なのか、どの道を通っていいのか、分からない...そう思われた方が多いのではないでしょうか。私も思いました。
本来、雪が降る地域が、たまたま雪が積らなかったり、たまたま積雪が少なかったりした年があるだけで、もともと積もらないような都市の雪の対策はダメだと思います。想定外とは言えないはずです。
ちなみに、新潟県が積雪量のデータを取っていますので、データをもとにグラフを作成しました(上記の図↑)。データは、昭和の時代から続けて取っていますが、ここでは、平成20年からの推移を掲載しました。一定の観測地点でのデータとなりますが、新潟市は広いので、積雪の多めの地域はもっと大きい数値となりそうです。また、データからは、不定期間ながらも、積雪が多い年が度々あることが分かります。
一方、気象庁においても新潟市の積雪量のデータを公開しており、グラフ化してみると、計測地点の違いなどにより多少の差異はあるものの、同じような推移となっています。
データをみても、積雪の想定は、例年想定した除雪政策を策定しておいてほしいと思う限りです。
そして、今年は、昨年とは異なり、新型コロナウイルスの影響により、静かなお正月であったように思います。
地域の恒例となっている賽ノ神にも変化があり、私の地元では例年おでんが振舞われるのですが、今年は飲食は禁止となり、静かにイカを焼く年となりました。
私も無病息災を願い、イカを静かに焼き、後ほど家族で食べました。
賽ノ神が実施される前に、例年、自治会の総会が開催されます。前年度決算書などの承認をはじめ、今年は、いよいよとも言える小学校の合併の議論が浮上しました。
地域としては、少子高齢が進む地域です。以前には、隣の太郎代小学校が南浜小学校に合併するなど、このような話が出るのは時間の問題であるというところでした。それが、現実味を増した具合です。
合併して、大人数で学ぶ方が良いのか、少数ながらもごく地元で学ぶ方が良いのか。どちらもメリット、デメリットがあると思います。ただ、一つ言えることは、合併したら母校がなくなるということです。
私は、小学校と中学校時代は少数人数の学校ではありましたが、高校では県内有数の大人数校で学びましたので、一概に人数だけでどちらが良くて、どちらが悪いなどとは語れるものではないと思っています。少数であれば、教職員の目が行き届きやすくなりますし、地域の関りの場も多くなります。大人数校であれば、多くの同学年と接する機会や、人数ならではな迫力ある行事なども味わえます。
合併の可否は、児童の保護者のみならず、地域住民の意向も反映されると聞いています。慎重に考え、選択しなけれならないのだとしみじみ感じました。
今年は、明るい年となってくれること、安心して健康ですごせることを強く願う限りです。
(友人のためにお正月に作った雪ウサギだるま↑)